書籍購入費用だけはケチらないように生きてます。
技術的に困ったときの手助けはもちろん、アイディアソース、いまいち作業にノレないときの起爆剤とか、それでも無理なときのだらだらインプット用とか、気晴らしとか、とにかく生活の中で濃度をあげていく、作業の隙間隙間を埋めるのに本は欠かせない。
というわけでちょいちょい本を買っているわけですが、専門寄りの本は非常に高く、かといって大型書店が身近にはない環境で暮らしているのでアマゾンが頼りで中身を改めることなく買うことが多いのが現状。
どうせなら買った本の内容をちゃんとレポートしたら同じような境遇の人の参考になるかなぁ、と思い立つ。割と自分のアイディアソースをさらけ出すようなことはしたくないような気もしますが自分もたくさんの人のそういった情報に助けられてきたので少しでも還元したいところです。めんどくさがりであんまり有意義なレポートが出来るかはわかりませんがとりあえず出来る範囲でやっていこうと思います。
最近買った中で一番のヒットは今日のタイトルにもなっているコレ↓
帯にも書いてありますが、コンセプトワークを非常に大事にした一冊になっています。日本のCG業界は絵が描ける人が少ないとよく聞きますが、この本を見るとやはり自分のイメージやアイディアを様々な絵で整理検証していく作業は重要だと感じます。
グリム童話の『うでききの狩人』というストーリーを元にどうビジュアルで表現していくかということを多量のラフスケッチとともに語っています。アートワークを行ったのはArt Center College of Designの3人の生徒と講師。
制作過程の初期段階でどのような模索が行われているかに焦点を当てたこの本は、制作をする側の人間が完成物からだけでは学べないアプローチ手法を垣間見ることが出来る貴重な本だと思います。
例えば上のページは狩人という登場人物の様々なビジュアルスタディです。アイコンサイズでベタとラフスケッチだけで様々なアイディアを羅列しています。次のページではシルエットだけでの検証をしたりしています。非常に濃い。
メカメカしたデザインのページも。好きな人はすごい好きな感じだと思います。
建築だったり、クライアントやテーマのあるデザインの仕事をしたりするときは条件を整理した後の無作為にアイディアを並べる過程が大事だったりしますが、こういう表現寄りの世界であってもその重要性は変わらないのだなと感じます。逆に、建築やデザインを学ぶ人にも手にとって見てほしい本でもあるかも。
Amazonでも取り扱っているので興味がある人は是非。都内の大型書店なら置いてありそうなので立ち読みしてみるのも手だと思います。
Amazon:
THE SKILLFUL HUNTSMAN / うでききの狩人
話は若干変わりますが一番上の写真に写ってしまったチェルシーの新味が美味しい!アーモンドキャンディーが好きな人は是非!!

PR